装~ケンタウロス

あの絵はどうしているだろうか?とふと想うことがあります。
色褪せていないだろうか?絵具は剥がれていないだろうか?と……
補修できたらいいなとも思います。
20年前、駅前のデパートで20点以上展示した中の1点で、
2015年に福岡県県立美術館にてN氏コレクション展で展示されました。
久しぶりに自分の絵に対峙し、懐かしいような恥ずかしいような複雑な想いでした☆
ケンタウロスってほとんど男性しか見たことがないので、女性を描いてみようと思っていました。
モデルや対象物なしでいつも描くのでイメージで描いてしまいますが、その点で思い悩むこともありました。
迷いが少し吹っ切れたのはスペインでの旅でした。
ピカソ美術館の『ラス・メニーナス』のピカソバージョン☆
中学の美術の教科書で見たベラスケスの王女マルガリータをよくもここまでと……
不謹慎ながら笑いをこらえながら友人と観て廻ったのを憶えています。
模写をすると画法や技術や画材まで解ってきて勉強になると友人の画家が言っていました。
ある時、青を基調とした描きかけの抽象画を貸してと持ち帰ったその友人が「まりこさんの青はわからないんだよね~」と……
私は模写は退屈でしないので、そういうものかな~と思いました。。。
私には描くことも書くことも作ることも一から創ることには変わりないのです。
今日も感謝でいっぱいです♪
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                    F10号油彩  『哀しみのケンタウロス』  1998

                    『装~ケンタウロス』   2004


                 髪を梳いても隠せない
                 たとえ私がドレスで装っても
                 きっとあなたは見透かすでしょう

                 だったら せめて
                 心だけは汚さぬように隠れていましょう

                 そして そして
                 あなたは溜め息まじりに本を閉じ
                 私は微笑みながら生き続けるのです

                 あなただけの神話の中で
                 いつまでも いつまでも

                    ~詩集恋愛ポケット~

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