もう一度観たい一枚の絵

国立西洋美術館が世界文化遺産に登録されて、嬉しい気持ちと蘇ってきた想いがあります。
約20年前に東京都美術館に入選した自分の絵を観に行ったついでに、
西洋美術館や上野の森の美術館などにも立ち寄りました。
西洋美術館では気づくと2時間近くも滞在していたことが後からわかりました。
どんなに有名な画家の美術展でも5分10分で出てしまうことがある私には珍しいことでした。。。
気づくとその絵の前に1時間以上もいたことになります。
それも、普段からあまり興味のない静物画です。
セザンヌにさえ興味を示さなかった私ですが、その横長の200号ほどの絵には惹きつけられました。
美術史などでよく掲載されているデューラーの自画像が近くに展示されていたのを記憶しています。
あれは油彩画というよりもテンペラ画だったのではないかと・・・
果物たちの生き生きとした、ほとばしるような瑞々しさが3Dさながらに飛び出してくるような迫力。
写真なのかしら?と思うような写実っぽいけど違う・・・私は今でも後悔しています。。。
具象画だけど、本物の果実を通り越した果実たちの透明感と美しさが宝石のように迫ってくるのです。
なぜ、しっかりと作者を確かめておかなかったのかと・・・
感動しすぎるとよくやらかす失敗なのですが、不思議なことにその画家に偶然お会いすることがあるのです。
でも、あの絵の画家には今世では会えないことくらい残念ながら私にもわかっています。
東京に行く機会は何度かあったのですが、残念なことにいつも工事中でした。
もう一度観たいと思い、WEBでも探しましたが、画家も題名もいまだにわかりません。
また、いつかあの絵に出逢えることを願っています☆

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